年齢を重ねると、お腹や腰まわり、太ももの体型変化が気になり始めます。
体型を隠そうとして上下とも大きな服を選ぶと、かえって全身が大きく見える場合があります。
反対に、細く見せようとして小さなサイズを選ぶと、体の線や生地のつっぱりが目立ち、窮屈な印象になってしまいます。
大切なのは、体型を無理に隠したり、細く見せたりすることではありません。上半身と下半身のゆとりを整え、自然なバランスをつくることです。
今回は、40代・50代・60代男性が取り入れやすい「上下バランス」の3つの基本ルールをご紹介します。
■基本ルール1.上下のゆとりを極端に変えない
トップスだけが大きく、パンツだけが細い組み合わせでは、上半身の大きさが強調されることがあります。
反対に、トップスが小さく、パンツだけが大きい場合も、全身のバランスを取りにくくなります。
基本は、上下のゆとりを近づけることです。
身幅に適度な余裕があるトップスには、ヒップや太ももに余裕のあるストレートパンツを合わせましょう。
ゆったりした服同士でも、肩の位置、袖の長さ、パンツの裾が整っていれば、だらしなく見えにくくなります。
サイズ表記だけではなく、実際に着たときの肩、胸、お腹、ヒップ、太ももの状態を確認することが大切です。
■基本ルール2.お腹まわりに生地を集めすぎない
お腹を隠そうとして長いトップスを着ると、裾がお腹や腰の位置にたまり、かえってボリュームが強調される場合があります。
トップスは、腰まわりを自然に覆いながら、お尻をすべて隠さない程度の着丈が基本です。
アウターも、裾が強く絞られたものより、前を閉めたときに生地がまっすぐ落ちるデザインを選ぶと、お腹まわりがすっきり見えます。
パンツは、股上が浅すぎるとお腹の下でウエスト部分が止まり、トップスの裾が乱れやすくなります。
お腹を包み込める適度な股上と、無理なく調整できるウエストゴムや調整紐があるものを選ぶと安心です。
■基本ルール3.縦の線を一つつくる
全身をすっきり見せたいときは、コーディネートの中に縦の線をつくりましょう。
例えば、シャツやブルゾンの前を開けると、左右の前身頃によって縦の線が生まれます。
パンツも、太ももから裾までまっすぐ落ちるストレートシルエットを選ぶと、脚の縦方向が自然に強調されます。
サイドラインが入ったパンツを取り入れる方法もあります。ただし、ラインが太すぎたり、色の差が強すぎたりすると、スポーティーな印象が強くなることがあります。
普段着として落ち着いて見せたい場合は、パンツ本体とラインの色が近いものを選ぶと取り入れやすくなります。
■横だけでなく、後ろ姿も確認する
鏡を見るときは、正面だけでなく、横と後ろからの見え方も確認しましょう。
正面では余裕があるように見えても、座ったときにお腹が苦しくなったり、後ろから見るとヒップに生地が強く張っていたりする場合があります。
次の部分に不自然な横ジワが入っていないか確認してください。
・胸やお腹まわり
・ヒップまわり
・太ももの付け根
・膝まわり
強い横ジワは、その部分が窮屈になっているサインの一つです。ワンサイズ上を試す、または別のシルエットを検討しましょう。
上下バランスで覚えておきたいのは、次の3点です。
・上下のゆとりを極端に変えない
・お腹まわりに余分な生地を集めない
・前開きやストレートパンツで縦の線をつくる
体型を隠すために大きな服を着るのではなく、必要な部分に適切なゆとりを持たせることが大切です。
今の体型に合った上下バランスを見つけることで、窮屈感を抑えながら、大人らしい秋コーデを楽しめます。
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40代・50代・60代男性に向けて、秋コーデで体型を自然に整える上下バランスを解説。服のゆとり、お腹まわり、縦のラインから、窮屈に見せず大人らしくまとめる3つの基本ルールをご紹介します。
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【秋・初級編③】
部屋着に見せない「ジャージパンツ秋コーデ」3つの基本ルール
ジャージパンツは、伸びやすく、立つ、座る、歩くといった動作がしやすい便利なアイテムです。
一方で、組み合わせによっては「部屋着に見える」「スポーツ感が強くなる」と感じることがあります。
しかし、ジャージパンツそのものが部屋着に見えるわけではありません。シルエット、トップス、靴の3点を整えることで、買い物、散歩、旅行などの外出にも使いやすい大人の普段着になります。
今回は、40代・50代・60代男性が実践しやすい「ジャージパンツ秋コーデ」の3つの基本ルールをご紹介します。
■基本ルール1.裾までまっすぐ落ちるパンツを選ぶ
大人が街で穿きやすいのは、ヒップと太ももに余裕があり、裾までまっすぐ落ちるストレート型のジャージパンツです。
足首が強く絞られたパンツは、スポーツウェアやトレーニングウェアの印象が強くなることがあります。
普段着として落ち着いて見せたい場合は、裾が細くなりすぎず、靴の上に自然に落ちるものを選びましょう。
ただし、裾が長すぎて靴の上に何重にもたまると、部屋着のように見えやすくなります。裾が靴の甲に軽く触れる程度を目安にします。
黒、ネイビー、チャコールグレーなどの濃色は、ジャージ素材の光沢を抑えて見せやすく、秋の普段着にも取り入れやすい色です。
■基本ルール2.襟のあるトップスを一つ加える
ジャージパンツにTシャツやスウェットだけを合わせると、全身のリラックス感が強くなります。
外出着として整えたいときは、コーディネートの中に襟のある服を一つ加えてみましょう。
例えば、次のような組み合わせです。
・無地Tシャツ+シャツ+黒いジャージパンツ
・ポロシャツ+薄手ブルゾン+ネイビーのジャージパンツ
・クルーネックニット+シャツジャケット+チャコールのジャージパンツ
シャツやブルゾンの前を開けると縦の線も生まれ、上半身がすっきり見えます。
トップスは大きなロゴや派手な柄を避け、無地を基本にすると、ジャージパンツのスポーティーさを抑えやすくなります。
■基本ルール3.手入れされたシンプルな靴を合わせる
ジャージパンツの印象を決めるのが足元です。
履き込んだ室内用サンダルや、汚れた運動靴を合わせると、パンツまで部屋着に見えやすくなります。
街着として使う場合は、黒、白、グレーなどのシンプルなスニーカーを合わせましょう。
パンツと靴を黒系でつなぐと、脚から足元までが一つに見え、全身が落ち着いてまとまります。
白いスニーカーは足元を軽く見せられますが、汚れが目立ちやすいため、着用前に表面や靴底を確認しましょう。
高価な靴である必要はありません。汚れがなく、かかとや靴ひもが傷んでいないことが、大人の清潔感につながります。
■実用的な機能も確認する
秋の散歩、旅行、買い物などにジャージパンツを使うなら、見た目だけでなく、使いやすさも確認しましょう。
スマートフォンや鍵を持ち歩く場合は、深さのあるポケットやファスナー付きポケットが便利です。
ウエストゴムと調整紐が付いたパンツなら、食事の前後や長時間の移動でも、フィット感を調整しやすくなります。
また、汗をかいたときに洗濯機で洗えるか、毛玉ができにくいか、乾きやすいかなど、お手入れのしやすさも確認しておきましょう。
ジャージパンツを部屋着に見せないポイントは、次の3つです。
・裾までまっすぐ落ちるストレート型を選ぶ
・襟のあるトップスを一つ加える
・手入れされたシンプルな靴を合わせる
ジャージパンツの快適さを諦める必要はありません。
シルエットと組み合わせを整えれば、動きやすさを保ちながら、大人の外出着として自然に取り入れられます。